歯を失った部位に歯を補う治療方法です。この治療ではあごの骨にチタン製のインプラント(人工歯根)を埋め込み、アバットメント(支台)を接続し、その上に人工の歯冠をかぶせます。見た目も自然で固定式なので、入れ歯などとは違い、違和感なく噛むことができます。
現在、多くのインプラントメーカーが存在しております。昔からインプラントの生産を行っているメーカーもあれば、新たに参入するメーカーもあります。当院では最も歴史があり業界トップシェアを誇る「ノーベルバイオケア社」のインプラントを採用し、これまで多くの患者さんに自信を持って提供してまいりました。
ノーベルバイオケア社は1965年、スウェーデンのブローネマルク博士によって発見された、骨と結合する近代デンタルインプラントを世界で初めて製品化し、以来インプラントシステムのパイオニアとして、世界のインプラント治療を現在もリードし続けております。
当院のインプラントの特徴はノーベルバイオケア社のコンピューターガイドシステム(ノーベルガイド)のコンピューター制御によるインプラント治療です。
様々なトラブルの原因になっていた歯科医師の職人的感や経験だけに頼るこれまでの手術から脱却し、最新のシステムを用いてより安全で誤差のない確実な手術が可能になりました。
ノーベルバイオケア社から贈られたクリスタル。これまで300本以上のインプラント埋入手術を執刀。また、年間多数の学会・講習会・勉強会への参加や、研究・症例・論文発表により常に最新の知識と技術を修得し、地域の皆様や歯科業界に貢献できるよう努めております。
まず初めに、患者さんご自身の歯を抜かずに残して噛める方法がないか診査し、治療の選択肢をご提案いたします。ご希望があれば、治療計画やインプラント埋入位置などのプランニングデータを全てお渡しいたします。オープンな情報提供を行い、患者さんにご納得いただいてからでないと治療を進めることはできません。費用も分かりやすい料金設定にしております。お話だけでもお気軽にどうぞ。
手術環境はできる限り無菌に近い状態で行い、感染のリスクを取り除きます。また、手術は局所麻酔のみで行うこともできますが、患者さんの肉体的・精神的苦痛を軽減する為に麻酔専門の医師に静脈内鎮静法および全身管理をしてもらいながら安全に手術を行う環境を整えております。
インプラントが埋め込まれた周囲の歯ぐきや骨は、天然歯よりもデリケートです。インプラントを長持ちさせるには、定期的に診査しメンテナンスを行うことが非常に大切です。また、歯ブラシ指導により日常のケアをサポートいたします。必要に応じて菌を減少させる薬を処方することもあります。当院ではAll-on-4(6)の患者さんには定期的にオーバーホール(上部構造を一度全て取り外し清掃してからはめ直します)を行っております。
CT撮影・診断料 | 5,500円 |
インプラント体1本 (アバットメント含む) |
220,000円 |
上部構造1本 | 110,000円 |
手術費 (ガイド手術・静脈麻酔など含む) |
165,000円 |
サイナスリフト | 110,000円 |
内側性の骨造成 | 55,000円 |
外側性の骨造成 | 110,000円 |
オールオン4 (上部構造・手術費など含む) |
2,640,000円 |
プロビジョナル(仮歯) 1本 | 22,000円 |
※表示費用は税込みです。
〈医療費控除について〉
ご家族で年間合計10万円を超える場合、医療費控除の適用が可能となり、保険治療費または保険外治療費、交通費が対象となります。
インプラント治療、セラミック治療、矯正治療などの自費治療のみでなく、保険治療も控除の対象となります。
また、ご家族の医療費も対象となりますので医療費の領収書は大切に保管して下さい。
ガイドを使用した実際のインプラント埋入手術 | 術前の3Dシミュレーション画像 |
ノーベルガイドを使用した実際のインプラント埋入症例。手術中の様子、術前の3Dシミュレーション画像、インプラント埋入手術後のCT画像です。 手術前後の2つの画像を合わせてみるとほぼ完全に一致します。これがノーベルガイドが現在最も安全で正確なインプラントシステムであると言われる理由です。 |
左下の奥歯2本をむし歯で失ってしまい
インプラント治療をご希望されました。 |
インプラント埋入位置や
上部構造の形態などの治療計画を3Dで作成します。 |
埋入後のレントゲン。
左上にもサイナスリフト(上顎の骨量を増やす治療)と同時に 2本のインプラントを埋入しました。 |
治療後の写真。
ジルコニアオールセラミックにて上部構造を作成しました。 期待以上にきれいに入ったと感謝の言葉をいただき こちらも大変嬉しく思いました。 |
上顎の歯を全て失ってしまいインプラントをご希望にて上顎に6本のインプラントを埋入し(ボーンアンカードブリッジ)治療を行いました。コンピューターガイドシステムを用いることで、補綴的にも外科的にも最善な位置にインプラントのポジショニングを行うことができます。 また外科的な侵襲を最小限に抑えることができるだけでなく、手術をきわめて短時間で終わらせることができ、患者さんの肉体的負担を軽減することが可能です。さらに埋入手術を行ったその日に固定式の仮歯を装着することができます。 |
右下奥歯にインプラント治療希望にて来院された患者さん。欠損部の骨が大きく喪失しておりこのままでは適切な位置にインプラントを入れることができません。
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インプラント埋入手術と同時に骨造成および結合組織の移植を行いました。
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硬組織を造成することで理想的な位置にインプラントのポジショニングを行うことができました。
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軟組織を増大することでインプラント周囲組織が長期に安定させることが可能になります。
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