先日、東京品川で行われた「ノーベルガイドプランニング教室 第3回合同カンファレンス」に参加してまいりました。
これは現在、安全なインプラント治療に欠かすことのできないインプラントのガイド手術と3Dプランニングについて、全国各地で毎月開催されているプランニング教室の塾長の先生方が一堂に会し、インプラント治療計画の要点や最先端の概念などをディスカッションするものです。
インプラント治療における日本のトップクラスの先生方からお話を聴かせていただき大変貴重な経験をしてまいりました。
まず、「次世代を担う若手ドクターの取り組み」と題したセッションが行われ、ガイドを用いた症例や上顎前歯部欠損へのブロック骨移植症例などが発表されましたが、私と同世代くらいの4名の先生方の発表にとても刺激を受けました。
その後、各地塾長の先生方から「歯科技工士との連携」や「ガイドを応用した症例」などが発表され、治療計画立案や手術時のポイントなどについて講演がありました。またノーベルバイオケア・ジャパンから新製品やガイドの国内生産などのお話もありました。
最後に「1つの難症例に対し3名の先生が治療計画を立てる」セッションが行われましたが、総括として大会長の中村社綱先生からのメッセージは大変心に残るもので感動的でした!
また、今回の大地震で甚大な被害に遭われた九州地方からも多くの先生方がお見えになられており、お話を聞いていると石巻出身の私としては他人事には思えませんでした。
一日も早く九州熊本が復興することを心よりお祈りしております。