こんにちは院長の河合です。本日、無事に年内の診療を終え今年を振り返りながらデンタル通信を書いております。
最近、初診の患者さんから「できるだけ歯を削りたくないのでラミネートベニアで治療できないか?」とのご相談をよく受けます。歯科に対する意識が高くなってきたおかげではないでしょうか、歯科医師として大変嬉しく思います。また治療のご提案をする手間も省けてけっこう助かったりもしてます。ということで今回は「ポーセレンラミネートベニア(PLV)治療」について症例を通してお話させていただきます。
①初診の状態です。「上の前歯が欠けてしまい形と色を綺麗に治したい」とのご相談でした。

右上真ん中の歯は神経が無く変色が著しくベニアでは他の前歯と色を合わせるのが困難と判断、ここだけクラウンとし他の5本の前歯はベニアで歯をできるだけ削らない治療計画をご提案しました。
②シミュレーションと診断用ワックスアップ
PCにて歯の形態等のシミュレーションを行い患者さんの希望を伺います。これを元に診断用ワックスアップを技工士さんにお願いし、モックアップと歯を形成するためのシリコーンパテを作製。

③モックアップとインターナルブリーチ
シリコーンパテを用いて口腔内でモックアップを行い診断用ワックスアップの形態を口腔内に反映させます。インターナルブリーチにて変色歯のホワイトニングを行います。

④歯の形成とプロビジョナルレストレーション
シリコーンパテを参考に歯の形成を行います。ラミネートベニア部分の歯を削る厚みは0.3~0.7mm程度で必ずエナメル質内でとどめておくことが大変重要です!(削りすぎて象牙質が出てしまうとベニヤが脱離してしまいます)

この日は歯に直接レジンを盛りプロビジョナルレストレーション(仮歯)とします。
⑤最終的な歯の形成とセカンドプロビジョナル
マイクロスコープにて最終的な支台歯の形態修正と、最終的なプロビジョナルを作製します。今回は口腔内スキャナーを用いてデジタルでプロビジョナルを作製しました。

その後プロビジョナルの微調整を行い、ファイナル作製のための最終印象を行いました。
⑥ポーセレンラミネートベニアの装着
完成したベニアと支台歯の表面処理を行い、ベニア用セメントにてファイナルを装着します。

ファイナルレストレーション装着当日の状態です。

治療前後の比較です。できる限り歯を削らず形態と色調を改善することができました!

側貌の比較です。綺麗に仕上がり大変喜んでいただきました。

こちらは同じくらいの時期にベニア治療を行った患者さんです。他院にて作成したベニアの破折にて来院されました。

隣の前歯にも古い詰め物があったのでダイレクトボンディングを行ってから、破折したラミネートベニアを新製しました。こちらはすぐに型取りを行いましたので2回の治療で終えることができました。治療回数が少ないこともベニアの利点です。

費用:プロビジョナル3,300円/本、ポーセレンラミネートベニア132,000円/本(税込)
実際は適応とならない場合もありますので一度お口の中を確認させていただきラミネートベニアで治療可能か判断させていただきますので、気になる方は気軽にご相談ください!
色々なことがあった今年1年を簡単に振り返ってみたいと思います。
春は社員旅行で東京ディズニーランドとディズニーシーと東京観光に行ってきました。

夏は歯科業界の聖地、原宿デンタルオフィスにてマイクロベニアの勉強に2日間行ってきました。

ラミネートベニアの巨匠 大河先生。実習や症例も見てもらい熱心に指導していただきました。食事会もめちゃくちゃ楽しかったです!

今年も学会発表や論文執筆もがんばりました!

秋は歯間乳頭再建やVISTAのセミナーへ計4日間行ってきました。

鈴木先生、山口先生、ありがとうございます!!今年はSJCDの先生方にも大変お世話になりました。ロックやメタル好きの先生方が多くてそっちでもかなり盛り上がりました。

10月1日でなんと開業10周年を迎えました!!本当に感謝しかありません。ありがとうございます!!

先月は母校の北大で研修会のお手伝いをしてきました。私が学生の頃よりはるかに綺麗な実習室になっていました。

仕事に全く関係ない趣味の話ですが、今年は札幌キューブガーデンという大きなライブハウスでLIVEをする機会がありました。すごく音が良い会場で演奏してとても気持ち良かったです。照明が熱くて汗だくでしたが楽しすぎました。またやりたいです。


そして今日は仕事納めで忘年会でした。


今年も大変お世話になりありがとうございました!来年もより良い歯科医療を提供できるようスタッフ一同頑張ってまいりますので何卒宜しくお願い申し上げます。皆様健康で良い年をお迎えくださいませ!












